クロケット&ジョーンズ “これぞ英国靴の良心”
これまでたくさんの靴を試してきました。
『足は二本しかないのに、どうしてそんなに靴がいるのか?』と何度も家族の冷たい視線を受けてきました。
それでも靴はやめられません、ハイ。
さて、今日はクロケット&ジョーンズのプレーントゥについて書きたいと思います。
ご存じの通りクロケット&ジョーンズは英国靴の中でも人気の高いSHOE MAKER。
ランク的には、ジョン・ロブやエドワード・グリーンを時価のアワビとすると、クロケット&ジョーンズは中トロ。
超一流ではないけれど、ちょっと頑張れば手が届く。価格とクオリティのバランスがとても高い。そんなほどよいポジションが人気の理由かもしれません。
そんな中トロの中でも特に職人が気合を注入して江戸前の仕事をしたのが 『HAND GRADE』 ライン。
このラインのプレーントゥである『AINTREE』がこちら。
購入はなんと今から10年前!たくさん履いたので、トップレザーの一部が割れてきてしまいましたが、それでもこれだけ履いてこの佇まいはスゴイです。
何がスゴイかって、レザーの厚みというか、しっかり具合というか、ぜんぜんシワが入ってみすぼらしくなったりしないんです。
ちょっと汚れても、キチンとメンテすると新品のように期待に応えて光ってくれる。
『これが英国靴か~』と感心せざるを得ないクオリティ。
今は世界的に高品質のレザーは争奪戦のようですので、現行モデルが同じ品質かどうかは保証できませんが、またぜひ買って履きたいと思います。
次は看板モデルの『オードリー』かな。
トゥース!(春日さん、スイマセン)