チャーチ “英国靴の良心”?
チャーチは“英国靴の良心”と、様々な媒体で称賛されています。日本でも英国靴の代表格として高い認知度を誇り、直営店のみならず、様々なセレクトショップ・百貨店にて取り扱われています。
でも、本当にそんなに素晴らしい靴・・・?
これまでチャーチのいくつかのライン数足を履いてきた当方の素直な印象を述べさせていただくと… 正直、『そうかなぁ?』という感じです。
チャーチの靴は、『ガンガン履いてもへこたれない』と多くの媒体で評価されていますが、『へこたれない』って、どういう意味なんでしょうか?
ワタシはこれまで、チャーチの
①シティコレクション(メキシコのレザーを使った低価格ライン)
②通常ラインのカスタムグレード
③最高級ライン(ランポート)
の3ラインを履いてきましたが、いずれも印象は似たような感じです。
それは、『すぐに履き皺が出来て、何だか野暮ったく(くたびれて)見える靴』という印象です。
履き皺はどの靴でも出来るでしょうし、長く履けばクタビレて見えることもあるでしょう。
でも、チャーチはそこそこのお値段がしますし、『英国靴代表』というような言われ方をしながら、その割にすぐに見た目がクタビレて見えてしまう、あまりコストパフォーマンスが良くない靴のようにワタシは感じるのです。
こちらは、約2年ほど履いたチャーチのSHELDON(カスタムグレード)。
画像では結構キレイに見えますが、実際に履いてみると何だか皺が入ってクタビレて見えます。
このクタビレた見た目はほぼ履いて1週間くらいで始まりました。
他に並行して履いて来たクロケットアンドジョーンズ(ハンドグレード)、パラブーツなどと比較しても、圧倒的に見た目のヘタリ方が早い。すぐに皺が入り、何だか安っぽい靴のように見えるようになってしまいまいした。
同価格帯の他ブランドの靴と比べて、ここまで皺の入り方が違うのは何なんだろうなあと思うわけです。
もしかして、トップレザーの厚みの違い? レザーが薄いから皺がすぐ入る??
あくまで想像の域を超えませんが、まあそれにしても今後は率先してチャーチの靴を買うことはないかと思います。
同じ英国靴を買うなら、クロケット&ジョーンズのハンドグレードの方が断然オススメです。
それではまた、A+ (a plus tard)。