ダニエル&ボブ ジャスマン “メンズバッグの金字塔”
ある意味懐かしのダニエル&ボブのジャスマン。
メンズにおける『有名な高級カジュアルバッグ』というカテゴリーを作り出したのはこのバッグが初めてではないでしょうか?
これ以前にはフェリージがナイロンブリーフでビジネスバッグの世界を席捲しましたし、カジュアルではポーターのヘルメットバッグという人気商品もありました。
それでも、このダニエル&ボブ社が打ち出した『高級肩掛けレザーバッグ』は本当に一世を風靡しました。
様々な雑誌がこぞってこのバッグを取り上げ、褒め、店頭でも品薄状態が続き、ついにはソックリなデザインの品が溢れるというメンズファッションのブームにもなりました。
時は経ち、もはやこのバッグを持っている人もほとんど見なくなりました。
ワタシも手放しましたが、やはりこのバッグの問題点は『大きすぎること』だったように思います。
『こんなカッコいいバッグで箱根の一泊旅行にいきたい』なんてイメージを勝手に描いて購入しましたが、そう頻繁には行きません、箱根。
また、行くにしてもガラガラ引っ張れて楽なリモワで結局いくことになります。
かといって、デイリーユースで使えるかというと、引越しにでも行くのかとツッコまれそうなサイズ感。
見た目や存在感は格別なのですが、実際に使うとなるととても使いにくいサイズのバッグでした。
そんなに荷物入れるなら、肩から掛けたら重いでしょ・・・といまならツッコめますが。
これもまた実際に自分がどう使うかのイメージが甘く、失敗した購入品のひとつですね。
良い勉強になりました。アトンショ~ン!