"REVUE DU LUXE" ~ 自腹散財による逸品レビュー

紳士靴・腕時計など、自腹散財の感想&レビューを、40代男性視点で発信中!

パラブーツ Uチップ ”万能戦士パラブーツ”

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パラブーツ Uチップ ブラウン

今から約5~6年前にパラブーツで買ったUチップ。

シャンボードでもなく、ルソーでもアヴィニョンでもない、型番も分からない一足ですが、なかなか活用させていただいています。

トップレザーは他のパラブーツ製品同様、雨雪に強いリスレザー。適度な油分を含み、汚れても少し磨くだけで画像のような輝きを放つのが特徴。

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ちょっと磨けばよく光る(笑)

ソールにも自社製のラテックスソールを使い、日本の雨の多い気候にもバッチリ適しています。

このモデルの面白いところは、その『縫い糸』。特徴的なノルヴェイジャン製法の縫い糸をオフホワイトにすることで、全体的に軽くカジュアルな印象を上手に演出しています。

ジーンズでもジャケパンでも、何にでも合わせやすいのはやはりパラブーツならではですね。

引き続きパラブーツ熱は継続しそうです。

これからも面白いモデルの登場に期待し Ma Cherie!

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京焼 京三彩 酒器 ”春の日の日本酒の友”

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ヨーロッパで生活し、ワインを飲み続けていくと達する境地があります(私見)。

それは、『日本では日本酒を飲むべし』という考え方。

フランスでは、ブルゴーニュ、ボルドー・・・いろんな有名産地がありますが、それだけでなく、もっと親しみやすくてお手ごろなワインもたくさんあります。

むしろ、パリで働く人が日常飲むのはもっと安くて、たくさん飲めるラングドックやロワールのワインなのかもしれません。

そんなお手ごろワインでさえも、日本だと3,000円以上することもあります。

お金に余裕がある人なら良いですが、さすがに毎晩ワインに3,000円も使える人は一握りかと。

やっぱり色々と乗っちゃうんでしょうね、輸送費や関税や輸入業者のマージンが。

そんな日本で無理してフランスワインを毎日飲む必要があるんでしょうか?

日本にもフランスのワインに負けない、歴史と伝統のあるお酒があります。

そう日本酒です(やっとたどり着きました)。

前置きが長くなりましたが、そんな日本酒を楽しむにはやはり酒器が大事。

ワインを楽しむのに、ワインの特徴に合ったグラスを準備する、そんな気持ちですね。

ワイングラスは無色透明で、ワインの状態や粘度が確認できないといけないという縛りがありますが、日本酒はもっと自由。

趣のあるモノから、華やかなモノ、ワイングラスで飲むのもあり。

季節や気分によって酒器を変えて飲むのも日本酒ならではの楽しみですね。

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京三彩 ぐい吞 by 小倉 亨

 

こちらのぐい呑は京都で作られる『京焼・清水焼』というセグメントの焼物。

華麗で繊細、そして洗練を極める伝統工芸品だと思います。

小倉亨さんの作品はそんな京焼の中でもとても華やか。

これで日本酒を飲むならやっぱり春の桜の季節でしょうか。

ワイルドな焼き鳥ではなく、繊細なお刺身や和食で合わせたいですね。

いやぁ日本って本当によいものですね。

水野晴郎でした。

あ、ちがう間違えました。Desole~。

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盃の中がお花畑や~

 

 

クラランス・メン ライン コントロール クリーム “効果のほどはいかに?”

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クラランス・メン ライン コントロール クリーム

クラランスと言えばメンズコスメにおける草分け的ブランドのひとつ。

日本でも海外でも、メンズコスメ売り場にはまず間違いなく置かれている定番品です。

見た目もメンズらしく爽やかでシンプルなパッケージに好感が持てます。

 

そんなクラランス・メンのラインの中から、ラインコントロールクリームを使ってみました。
クリームと名前はついていますが、ベタつきのない乳液のようなテクスチャーのクリームです。

顔や首にハリを与えてすっきりさせ、シワやアゴ周りのたるみを減少させると商品説明にあります。

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首やアゴ下のシワ用の説明アイコン

実際使ってみた感想は・・・まあ、普通です。

特に目に見える効果が表れることもなかったですし、着け心地が良いというものでもなし。まあ、普通のクリームです(笑)。

このクリームにそこそこのお金をかけるのであれば、より格安のメンズコスメ(アヴェンヌなど)を数本買ってぜいたくに使った方が良いように思います。

まあ、この価格のメンズコスメを一揃いそろえて贅沢に使えるのであれば話は別ですが・・・(涙目)

ボン・コラージュ!

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そこそこのお値段の割に効果は見えにくい・・・

 

ゼニス クラス エル プリメロ クロノグラフ “フォーマルスタイルにベストの一本”

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ゼニス クラス・エル・プリメロ クロノグラフ

これも一目ぼれでした。

お店で見かけたときは、『なんて上品な時計なんだろう』と感嘆しました。

 奇をてらわず、落ち着きながらもクラシカルで質の良さが前面にあふれ出るクロノグラフ。

 見た目だけでなく、ムーブメントにはゼニスの名機「エルプリメロ」を搭載。

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美しい盤面と質の良さが溢れるシンプルなデザイン

サイズもまた絶妙で、38mmのケース径は日本人の腕にバッチリ合います。

また、スケルトンのケースバックからエルプリメロ独特の精緻なムーブメントも見ることも楽しみのひとつです。

 ベルトにはあえて光沢のあるクロコのストラップ(ゼニス製)を合わせたことで、この時計が持つ上質感・控えめな佇まいがより強調されたように思います。

これだけ盤面デザインが上品だと、あえてジャケットなどで崩して合わさずに、スーツスタイルに合わせて、ややフォーマルに活用した方が良いかもしれません。

カジュアルスタイルが多い昨今ですが、こういった上品で上質な一本を持っていると着こなしの幅が広がるのではないでしょうか?

ぜひお試し Allez !

 

ダニエル&ボブ ジャスマン “メンズバッグの金字塔”

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ダニエル&ボブ ジャスマン

ある意味懐かしのダニエル&ボブのジャスマン。

メンズにおける『有名な高級カジュアルバッグ』というカテゴリーを作り出したのはこのバッグが初めてではないでしょうか?

これ以前にはフェリージがナイロンブリーフでビジネスバッグの世界を席捲しましたし、カジュアルではポーターのヘルメットバッグという人気商品もありました。

それでも、このダニエル&ボブ社が打ち出した『高級肩掛けレザーバッグ』は本当に一世を風靡しました。

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クロコ型押しは高級感も別格・・・

様々な雑誌がこぞってこのバッグを取り上げ、褒め、店頭でも品薄状態が続き、ついにはソックリなデザインの品が溢れるというメンズファッションのブームにもなりました。

時は経ち、もはやこのバッグを持っている人もほとんど見なくなりました。

ワタシも手放しましたが、やはりこのバッグの問題点は『大きすぎること』だったように思います。

『こんなカッコいいバッグで箱根の一泊旅行にいきたい』なんてイメージを勝手に描いて購入しましたが、そう頻繁には行きません、箱根。

また、行くにしてもガラガラ引っ張れて楽なリモワで結局いくことになります。

かといって、デイリーユースで使えるかというと、引越しにでも行くのかとツッコまれそうなサイズ感。

見た目や存在感は格別なのですが、実際に使うとなるととても使いにくいサイズのバッグでした。

そんなに荷物入れるなら、肩から掛けたら重いでしょ・・・といまならツッコめますが。

これもまた実際に自分がどう使うかのイメージが甘く、失敗した購入品のひとつですね。

良い勉強になりました。アトンショ~ン!

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短いハンドルも肩に食い込んで痛かったっす・・・

 

デキるビジネスマンの証?(1)”普段使いノート編”

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左からクレール・フォンテーヌ、ロディア、モレスキン

時代は令和。

もうノートを持ち歩いてメモを取る時代は終焉を迎えるのかもしれません。

それでも、40代以上はまだまだノート派が多いのではないでしょうか?

KOKUYOのキャンパスノートなどを持ち歩いている40代の方を見ると、『学生ですか?』とツッコミたくなるのも事実。

そんなツッコミを封じるためにも、オススメの大人ノートをご紹介します。

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ブロックロディア No.18

まずはビギンなどの雑誌でもよく紹介されている『ロディア(RHODIA)』。 オレンジのカラーが特徴的で、一目でわかるアイコニックなやつです。

黒バージョンやリング付き、薄いやつなどなど、多くのバリエーションがあるのできっとお気に入りが見つけられると思います。

書き心地は特徴的なことはなく、ごく普通の印象です。

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モレスキン

そして、根強いファンが多い『モレスキン(MOLESKIN)』。 黒のシックなカバーに、内側ポケットやリボン(栞紐)も備えたなかなかこだわりの強いノートです。旅行ノートやワインノートなど、様々な種類も出ており、独自の世界を展開しています。

書き心地は特徴的で、紙自体も黄色味を帯びた高級感あふれるものになっています。

問題は価格で、一冊当たり3000円くらいします。ノートは消耗品なので、このモレスキンをガンガン日常で使うというのはちょっとコストがかかるかもしれません。

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クレール・フォンテーヌ

最後にワタシのおススメがフランス製のクレール・フォンテーヌ(Claire Fontaine)です。

クレール・フォンテーヌ社は160年以上の歴史を持つ、フランスを代表する総合紙製品メーカー。

創業は1858 年、フランス北東部のエティバルだそうです。フランス在住者であっても、『どこ、それ?』っていう感じですが、アルザスとロレーヌの間にある小さな町のようです。よく調べるとどうやらミネラルウォーターの源泉地としても知られ、製紙に欠かせない豊富な水資源と国内有数の森林面積に恵まれているため、古くから製紙業の地として知られているそうです。

書き心地もさることながら、やはりフランス製らしいその渋くてオシャレなカラーリングに心を奪われます。

ロフトなど、大型店で販売されています。

価格もそれほど高くないので、普段使いのノートとしてぜひお試し Allez !

ユニクロ スキニーフィットチノ “私的最強コスパ ボトムス”

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ユニクロ スキニーフィットチノ ネイビー

海外で働くと、日本にいるときほどスーツを着る機会はありません。

日本も最近はカジュアル化の波で、ジャケパンが増え、スーツが売れなくなって困るとアパレル業界が嘆いているようですが。

そんな中、私が日本でまとめ買いして、海外でも大活躍なのがユニクロのスキニーフィットチノ。

気兼ねなく着れますし、汚れたら捨てればよい。そんな気楽な扱いができるユニクロ価格なので重宝しております。

特にネイビーチノは、ワタシ的には『一度洗濯したら終わり』という認識を持っています。

もともと洗いが入っているような素材のモノは別として、通常のネイビーチノは洗濯すると何だか白っぽく&野暮ったくなります。

なので、ワタシはネイビーチノに関しては、洗わずに行けるところまで履いて、最後に捨てることをここ数年繰り返しており、その役割を担ってくれて来たのがユニクロのネイビーチノでした。

ところが昨年の春先あたりからこのスキニーフィットのチノシリーズが廃版を迎え、市場にはストレートかスリムフィットしかなくなってしまいました・・・

ユニクロさん、ぜひ復活SVP!(S’il vous plait)

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素材はそこそこ、シェイプは秀逸、お値段最強。